グレッチェン・ルービンさん。「良い習慣を時折破ることを許しても、完全に失わずにすむ方法を見つけることも予防策のひとつだ。これが非常に難しい。いくら良い習慣が身についていても、破りたくなる時はどうしても出てくる。そういう場面での予防策として最適なのが、『事前に例外を認めること』だ。そうすれば、衝動的に習慣を破らずにすむ。その場の判断で習慣を破ると、自制心が足りないと感じるかもしれない。そういう感情が好きな人は誰もいない。事前に決めておくと、しっかりと考えたうえで例外を認めたのだから、自制心は少しも失われない。例外を認めるときは、厳選したほうがいい。自分を甘やかす価値が本当にあることだけに絞るのだ。価値があるかどうかを判別する時は、『この例外を認めたら、後からどう思うか』と自分に尋ねるといい」逃げを。
