マルチタスクに向かない

nakatomimoka2018-05-25

西多昌規さん「人間の脳は、複数の作業を同時並行して行う『マルチタスク』には、あまり向いていないのです。いくつものタスクを同時並行して行っていると、注意力をはじめとした処理能力が落ちてトラブルに結びつきやすくなる。脳の中でこうした処理能力を請け負っているのは『ワーキングメモリ』というところです。残念ながら私たちのワーキングメモリ許容量はそんなに多くありません。しかも、人間のワーキングメモリの処理能力は、連続的に使用しているとてきめんに低下します。ではどうすればいいのか。ワーキングメモリの処理能力低下を防ぐには、『タスク数を減らすこと』と『休むこと』を心がけるのがいちばんです。こまめに『ぼんやりタイム』を取るようにして、ワーキングメモリの疲労回復につとめるようにしていくといいのです」そうか。