調教師の特性3つ

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鈴木祐さん。「調教師は、おおよそ獣と合わせ鏡のような特性を持っています。(1)論理性を武器に使う、(2)エネルギー消費量が多い、(3)パワーが弱い。原始のスピードとパワーを備えた獣の前で、調教師は圧倒的に不利な立場にあります。獣は情報を並列処理するのに対して、調教師はデータの直列処理しかできないからです。エネルギー消費量が多いのも、調教師の重要な特性です。この時、調教師の働きは脳のワーキングメモリに大きく依存します。入ってきた情報を直列処理する為には、このワーキングメモリを駆使する必要があります。ところが、残念なことにワーキングメモリの容量には制約があり、一時的に3~4個までの情報しか保存できません。他方で、獣の動作にはワーキングメモリが必要ありません。第3の特性はパワーが弱いこと」不利だな。