クンバハカの三原則

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広岡達朗さん「クンバハカというのは、『最も神聖なる状態』をいう。ヨガ哲学の難行苦行に耐えられる非常に強い心と体を作る方法が、後に天風さんの人生哲学『心身統一法』の基盤となるクンバハカである。『腹の立つこと、心配なこと、恐ろしいこと、何かにつけて感情、感覚の刺激衝撃を心に感じたら、すぐ肛門を締めちまう。そして、おなかに力を込めると同時に、肩を落としちまうんだ。この三か所がそうした状態にされたときに初めて感情や感覚の刺激衝動が、心に感じても神経系統に影響を与えないという、いわゆる影響を減ずる効果がある』しかし、一見簡単に思えるクンバハカの三原則も、恐怖や不安に襲われた時、とっさに実行できるものではない。だから天風さんは、「『心身統一法』の本領は、生活が即ち修行」といっている」これを無意識に実行。