1万時間の法則

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松田卓也さん。「自分が宇宙物理学の専門家になったのは、大学4年、修士課程2年、博士課程3年、合計9年かかったのである。なにごともある分野のベテランになるには1万時間の勉強、練習が必要という。いわゆる1万時間の法則である。司法試験に合格するには6000時間、会計士だと3000時間といわれている。1日に10時間勉強ないしは練習して、年に300日間やったとして30000時間である。ベテランになるには3年余りかかる。司法試験で2年、会計士なら1年である。しかしやってみればわかるが、1日10時間勉強することは非常に困難である。私の場合、当面は8時間を目標にしているが、将来的には10時間にしたい。私の知人は1日12時間仕事をしているというから、その辺りが、健康で文化的な生活をしながら勉強ないし仕事をする限度なのだろう」時間。