純粋な喜びのための遊び

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イングリッド・フェテル・リーさん。「人間の活動の中で、喜びを得るためだけに行われるのは、遊びだけだと考えられている。食事もセックスも快楽のために行われるが、その快楽はより大きな必要性ー食事で栄養を摂り、セックスで種を繁栄させるーを満たすためにある。仕事で楽しみが得られることもあるが、その楽しみは一般にお金や技術の習得、承認、誰かが何かを生み出すのを助ける満足感といった成果と結びついている。他方、遊びの『成功』の唯一の判定基準は、喜びが得られたかどうかだ。人は遊びを通して思いやりや公正さを学ぶ。遊びは柔軟な思考と問題解決を促し、レジリエンスと変化への適応力を高める。遊ぶ時、時間感覚や自意識が薄れ、強力なフローの状態になり、日々の悩みを忘れてその瞬間の喜びに浸ることができる」遊びをせむとや。