人生に意味を与える

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ティーブン・コトラーさん。「戦争が終わると、チクセントミハイ哲学書を読み、宗教を学び、芸術に没頭したーどれも人生に意味を与えるとされるものだ。しかし、どれにも満足できなかった。チューリッヒでのある日曜の午後、チクセントミハイは、カール・ユングの無料講演を聞きに行った。その講演が面白かったので、彼はユングの本を読み始め、すぐに、心理学こそ自分の疑問の答えを見つけるのに最善の方法だと思うようになった。その後、チクセントミハイは心理学を学ぶためにシカゴ大学に進んだ。そこで彼は『動機付け』を研究テーマにする。フロイトの無意識の心理学に代わって、スキナーの行動主義が心理学の中で優勢になってからというもの、心理学者たちは、人の行動の理由を説明することに一生懸命になっていた」人生の意味を何に見出す。