知覚的負荷を減らす

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グレッグ・マキューンさん。「認知心理学に、『知覚的負荷』という概念がある。人の脳は非常に高性能だが、それでもやはり限界がある。脳は普段から、1日に6000種類ほどの思考を処理している。そこに新しい情報が入ってくると、どのように知覚のリソースを振り分けるかを判断しなくてはならない。その際、脳は恐怖や怒りといった『感情価』の高いものごとを優先するようにできている。だから強い感情が渦巻いていると、脳はそっちにリソースをとられて、本当に大事なことをやる余裕がなくなってしまうのだ。脳の動きが遅くなっているなら、頭の中に溜まった不要な情報を取り除いてやればいい。ちょっとしたテクニックで、無駄のないエフォートレスな精神を取り戻すことができる。エフォートレスな精神は、心身の重荷がなく頭がすっきりした状態だ」心身。