田原総一朗さん。「仕事の8割は、私が自分で企画したものです。私は、サラリーマン時代から自分のやりたいことだけを仕事にしてきました。その延長線上に現在があります。好奇心の芽を育てて花を咲かせるために欠かせないのが『教養』だと私は感じています。自分が抱えている疑問や問題意識に対する答えとなるような情報や知識を、普段からどれだけインプットしているかということ。それが企画やアイデアといったアウトプットの質を決めるのです。私の頭の中では『今世の中では何が問題なのか』『何を国民に伝えるべきか』といった疑問への答え探しが休みなく繰り返されています。本気でやりたいという情熱は、そのテーマを自分なりに表現するためにどれだけのインプットをしてきたかに比例すると思います」やりたいことだけを、やってきたような気が。
