答えは与えない

nakatomimoka2013-12-10

工藤公康さん。「『自分はこういう部分が足りないと思うのですが』という問いが生まれ、私もアドバイスができる。ただ、そのアドバイスも、『答え』は与えないようにしています。答えは自分で見つけ出すものだと考えているからです。答えまで出してしまったら、『なるほど、そうですね。ありがとうございます』と軽く受け流され、その場だけの対処療法に終わってしまい、また同じ失敗を繰り返すだけになります。『去年、ここでミスをして、痛い思いをしただろう。また同じことをやりたいの』『いやです』『何が悪かったんだろうね』むしろ、こんな禅問答のようなことを、自分の頭で考えることが、次につなげる為には大事なのです。『考える訓練』をするためのきっかけをつくること。それが私の後輩を育てるときに気を付けてきたことです」まさにコーチング。