人に会うのが趣味

田原総一朗さん。「ぼくの唯一の趣味は、人に会うことです。どんな人にも魅力がありますから、人に会ってその魅力を引き出すのが面白くてやめられません。そして、面白い人に会いたいから、いつも好奇心いっぱいで世の中の動きに興味を持っているのです。八十歳を過ぎても現役のジャーナリストでいられる最大の理由は、おそらく好奇心が旺盛だからです。そのことはまた、健康の源でもあると思っています。世の中の動きを知る為に、ぼくは朝日、毎日、読売、産経、日経、東京の新聞六紙を取って毎朝、目を通しています。大きく違うのは社説です。そうした記事の違いを見つけると、ぼくの好奇心の虫が動き出します。そうなれば、当事者である政治家や知り合いの新聞記者に電話をかけて話を聞き、疑問を解くためにアポイントを取って取材をします」人に会う。