味わい満喫する

前野隆司さん。「ユージニア・ゴーリン教授の研究続き。『味わう』があります。何事も味わい、満喫することは幸福度を高めます。例えば、涙。涙を我慢するよりも、悲しいときは泣き、うれし涙も堪えないほうが幸せです。笑いも、おもしろいとき、楽しいときは大笑いしたほうがよいでしょう。はしたないからと、口を大きく開けて笑わないのではなく、遠慮なく豪快に笑った方が幸福度が高まる傾向があります。そのときの気持ちを味わい満喫することが幸福度を高めます。『ポジティブ志向+希望にもとづく認知再構築』と『強みの明確化+認知再構築』というのがあります。『認知再構築』とは、リフレーミングとも呼ばれる概念です。例えば、過去に思い出したくもない辛いことがあった事実を、希望にもとづく事実としてポジティブに捉え直すことです」記憶正し。