自分で出向いてやれ

ナヴァル・ラヴィカントさん。「プリンシパル=エージェント問題を理解していない人は、世の中を渡っていけない。成功する企業を築いたり、取引を成功させるために欠かせない考え方だ。とても単純な概念だよ。ユリウス・カエサルが言った通りだ。『果たしたくば、行くがよい。どうでもよいなら、人を差し向けるがよい』。つまり、仕事をきちんとやり遂げたいなら、自分で出向いてやれということだ。プリンシパルとは、所有者だ。事業のことを本気で気にかけているから、よい仕事をする。エージェント、つまり所有者の代わりに仕事をする人は、よい仕事をしないことがある。本気で気にかけていないからだ。プリンシパルにとってではなく、自分にとって最適な行動を取る。会社の規模が小さいほど、全員がプリンシパルの意識を持って働く」自分で出向いて。