苦痛が大きいほうの道を

ナヴァル・ラヴィカントさん。「選択肢が2つで、どちらも優劣つけがたいときは、短期的な困難や苦痛が大きいほうの道を選ぼう。つまり、一方の道を行くと短期的に苦しみ、もう一方の道はずっと先に苦しみがあるとしよう。すると脳は本能的に衝突を避けるために、短期的な苦しみを退けようとするんだ。でも2つの道が同等で、一方の道が短期的により苦しいなら、その道には当然長期的な利益があるはずだ。そして複利の原理を考えれば、苦しみをできるだけ早く経験したほうが、長期的にはより大きな利益を得られる。だから君はあえて苦痛を求めることによって、この(強力な無意識の)傾向を打ち消さなければならない。人生の利益のほとんどは、長期的な見返りのために短期的な苦しみに耐えてこそ得られるからだ」必ず、楽でなさそうな道を選ぶこと。