嫌なヤツは出世する

ジェフリー・フェファーさん。「人は昇進の階段を上がるにつれ、人格より仕事の能力で評価されるようになる。『いい人』の反対は『嫌なヤツ』だ。嫌なヤツは自己中心的で攻撃的な行動に出ることが多いが、この行動を取る人は出世しがちなことが確認されている。そして他方では、嫌なヤツは寛大で協調的な行動を取ることが少なく、これは出世にマイナスに働くという結果が出た。『傍若無人で人の嫌がることを平気でするような不愉快な性格』が出世に響かないのなら、ほとんどの人は好かれることにこだわりすぎているといえるだろう。成功するには、人を味方につけるための謙虚さだけでなく、傲慢さを併せ持つ必要がある。権力の法則1は、あるがままの自分を認めて受け入れつつも、それにとらわれすぎないことである」自分の殻を抜け出して権力基盤を築く。