単純接触効果

ジェフリー・フェファーさん。「広告効果を知るのに最も手っ取り早いのは、『その広告を覚えているか、また広告で詠われた商品を覚えているか』と聞くことである。このとき、その広告の好き嫌い、あるいは広告の論理性や芸術性などはどうでもよろしい。同じことが組織内の昇進や昇格についてもいえる。これは、『単純接触効果』と呼ばれる現象のためである。人間は、他の条件が同じであれば慣れ親しんでいるものを好むという効果で、アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが発見し命名した。よく覚えているものを好きになるという単純きわまりない事実は、あなた自身にも当てはまる。評価を得るためには目立つことが必要ですが、目立つだけでなく覚えてもらえば、好感度が高まるのである。記憶に残ることイコール選ばれることだと言ってよい」接触を増やす。