事後的に許しを乞う

ジェフリー・フェファーさん。「人は他人に好かれたい、受け入れられたいという思いが強いため、厄介な状況を避けようとする。そもそも人は対立を嫌い、なるべく議論を避けようとするものだ。そんなわけで、あなたが権力を得るためにルール破りの行動に出ても、それほど抵抗を受けることはない。周りの人は文句を言って気まずい状況に陥りたくないからだ。そのため、やりたいことをやってから事後的に許しを乞うほうが、それをやるための許可を事前に得るより簡単だし、成功率も効果も高い場合が多い。何かを完成・完了してしまえば、それは既成事実になるから元に戻しにくいし、そこから何らかのメリットやよい影響が実際に生じれば、なかったことにするのはさらに難しくなる。まずルールを破り、あとで結果に対処すればいい」やりたいことをまずやる。