楽あれば成功あり

武田双雲さん。「『楽しい』という字は、楽(らく)と読みます。つまり、本当に楽しむためには力を抜くことが大切です。漢字と言うのはすごくよくできていますね。楽しむこと、そして楽になることは一緒のことなんです。これって、書道も同じなんですよ。筆を持ったら、いかに力を抜くかがとても重要で、そして難しいことなんです。これこそ、人生がうまくいくための法則です。『苦あれば楽あり』といいますが、僕は『楽あれば、成功あり』と言いたい。こういうと、『タラタラやることが楽しいこと?』なんて思う人がいるかもしれませんが、楽することはサボること、手を抜くこととイコールではありません。もちろん、刺激的な、はしゃぐような楽しさとも違います。そのような激しい楽しさはどこかに影があります。そんな楽しさは長続きしません」楽が難しい。