30代後半がピーク

アーサー・ブルックスさん。「一世紀以上歴史を遡り、主な発明家やノーベル賞受賞者の経歴を調べたところ、大発見をする時期は30代後半が最も一般的だと判明しました。主要な発見をする可能性は、20代、30代にかけて徐々に上昇し、40代、50代、60代にかけて急激に低下するといいます。もちろん外れ値もあります。しかし70代で主要な発明をする確率は、20歳で主要な発見をする確率とおおよそ同じ、つまりほぼゼロです。ピーク年齢は、物理学者なら50歳、科学者なら46歳、医学者なら45歳です。その年齢を過ぎた途端、革新的な発明や発見が一気に減るといいます。作家は40歳から55歳でパフォーマンスが落ち込み始めます。金融関係者は36歳から40歳でピークを迎えます。医者は30代にピークに達しその後は年々スキルが衰えるそうです」うむ。