回路に三週間

中野信子さん。「『運がいい』と言うと同時に、『運がいい!』『ツイている!』などと書いた紙を部屋の目のつく場所に貼っておく、というのも視覚を働かせるので有効でしょう。さらに、これらは少なくとも3週間は意識して続けるようにしてください。人間の脳の中に新しい回路ができるようになるには、少なくとも3週間かかるとされているからです。『自分は運がいい』と思えるようにするには、いつも運のいい人のそばにいる、というのもひとつの方法です。人の運のよしあしは、科学的にみれば、もともとその人が持っているというよりも、その人の行動パターンによって決まると考えるべきでしょう。運のいい人のそばにいると、その行動パターンが似てきて、『運を呼び込む』ことができるのです。人はとかく、近くにいる人間の影響を受けやすいものです」類は。