しあわせのものさし

中野信子さん「運のいい人は、必ず、自分なりの『しあわせのものさし』を持っています。それは、どういう状態が自分は心地よいかを知っておくこと。どういう状態に、自分は幸せを感じるかを把握しておくことです。例えばカフェでくつろぎながら読書をする時間が何よりも幸せという人もいるでしょう。『しあわせのものさし』は人によって千差万別です。運を自分のものにするには、この自分なりの『しあわせのものさし』をもっておくことが大事なのです。このとき気をつけるべきなのは、他人の尺度でなく自分の尺度でしあわせ感を測ること。一般的な価値観や他人の意見に惑わされず、自分の価値観で自分なりのしあわせを把握することが重要です。他人がどう思うかではなく、自分が心の底から『心地よい』『気持ちいい』と思える行動をするのです」心地よい。