情と報

小川明さんによると、「報」とはその気になれば、誰でも、どこからでも、何時でも入手できる公開された情報のこと、「情」とはどちらかといえばフェース・トゥ・フェース・コミュニケーションから得るニュアンスや裏情報など、人が介在することではじめて発見され、入手可能になる情報であるという。要するに、単なる知識か、自分の意見かが境界線であるということらしい。「報」はインターネットで取れるが、「情」は人のネットワークなくして手に入れられず、値打ちは何倍にもなるということだろう。