人脈をどう形成するか

『人脈づくりの科学』の著者安田雪さんは優れた人脈をつくる上で大切な点として3つを挙げている。(1)遠くの人と仲良くせよ。(2)異なる社会の人と交われ。(3)人脈の形成は自然に任せず、自ら調整せよ。なのだそうだ。「いつも新しい人と知り合うチャンスを増やすことを心がけ、仲良くなれそうもない人を敬遠せず、逆にこれこそ私には必要な人だと思って積極的にアプローチするもの大切」と言っておられるが、まあしかし、目をぎらぎらさせて、利益を求めて人脈をつくりに励むのもねえ。野村證券金融本部長からゴールドマンに移籍した阿部託志氏は移籍の挨拶状は1000通、年賀状は2000通だそうだ。仕事のポジションも含めて、ポテンシャルが上がれば自然に数は増えるのだろうが、さて、どうするか。