全人格を活かす

山下俊彦さん。「その人の能力を引き出すというとき、その人のもてるすべての能力、全人格を活かすというレベルで考えるほうが大切であると思っている。全人格的な能力が発揮できれば、それは自ずと会社のためにもなるからだ。会社のことを優先したらその人は活きてこない。人間は本当に活かされているとき輝いているものだし、働いていることに喜びを感じるものだろう。これが基本である。それが会社に役立つかどうか、経営にプラスするかどうかはその人の問題ではなくトップの仕事である。私はよく言うのだが、『個人の目的と自分の人生を預けている会社の目的を一致させる必要がある。さらにいえば、個人の目的の延長線上に会社の目的があるようにするのが理想である。』」輝かなくっちゃ。