組織改革の要諦

カルロス・ゴーンさん。「どんな改革においても重点を置かねばならないのは『人』です。同時に『モティベーションを与えること』も必要です。改革を推進するスタッフが、『モティベーション』を持てる環境をつくること。これこそがトップや上司の役目だと思います。日産リバイバルプランはすでに完遂し、現在は日産180の最終年度にさしかかっていますが、今の日産社員はとてもモティベートされていて、課題達成に誇りを持っている。これは素晴らしいことです。もう一つは『意識改革』です。つまり人々に異なる視点を与え、会社の現実を今までと違う角度から見られるようにすることです。モティベーションと意識改革、これらは企業にせよ国にせよ、組織を改革する上でとても大切な要素です。」モティベーションを与える難しさ、意識を変える難しさ。