オルガナイズ・スモール

nakatomimoka2010-10-29

大前研一さん。「『エクセレント・カンパニー』では、これを『オルガナイズ・スモール』という言い方で指摘している。つまり、会社の組織は絶対に大きくしてはならない。どんなにムダが発生しても組織は小さくしなければならない。その理由は、外の景色(競争相手や顧客)が見えなくなると、言い換えれば、自分の会社の中しか見えなくなると、人はやる気を失うからである。そこでポイントとなるのは、『収益責任』だ。収益=(価格ーコスト)×ボリューム。収益は単純な3つの関数で決まるわけだが、大きな会社だとトータルの収益責任は社長にしかない。しかし、オルガナイズ・スモールでは、収益責任=業績評価が小さなグループに帰属するように組織化する。つまり、君のおかげで利益がこれだけ出た、と分かるようにする」景色、見えてますか?