理想的な場づくり

nakatomimoka2007-09-06

野中郁次郎さん。「理想的な場では、人と人との共鳴作用が生まれる。喜怒哀楽を共有することで、ともに『生きているね』と存在を確かめあえる関係性である。それが最も切実に行われる時空間は、『いま・ここ』である。(略)イノベータの共通項は場づくりがうまいことである。日常のありふれた言語・非言語コミュニケーションを通じた他者の気持ちの理解、共感、感情の機微の察知、自他相互介入の間とのタイミングと限界点への配慮を、文脈に応じて即興的に判断し行動する能力である。組織の中でもっとも鮮度の高い知が湧き上がる共感の瞬間は、顧客との相互作用や命をかけたプロジェクト、時には飲み会により成立する。その好機をつかむ用意が社員に共有されているかどうかが組織の持続的革新を決める」そんな、鮮度の高い知が沸き上がる場づくりを。