意味のある時間を80%に

勝間和代さん。「時間管理でどのくらいの効果が出たのか、数値化して効果を測定するという習慣を忘れないで下さい。まずは、時間管理マトリックスで理想と現実を比較して、どの程度理想どおりに時間が使えたのかということを把握します。目標は、『Ⅲ.投資の時間』に30%以上の時間を使えるようになること、そして、『Ⅲ.投資の時間』『Ⅰ.消費の時間』を合わせた『意味のある時間』を80%にすることです。時間管理改善というのは、生活習慣改善とほとんど同じなのです。必要なのは、ひたすら継続的な改善です。トヨタカイゼンも同じ発想です。トヨタでは『昨日と同じことをやること』を『作業』と呼び、『明日からよりよい仕事ができるように準備すること』を『仕事』と言います」分かってはいても、浪費と空費の時間のいかに多いことか。