もうだれもわらいません

nakatomimoka2009-04-25

Britain's Got Talent のスーザン・ボイルさんの、ドラマとしても良くできているあのシーンを観て、涙腺のツボがどこにあるのか考えてみた。47歳まで夢を諦めなかったことなのか、最初シニカルだった観客がうって変わったように熱狂したからなのか、女優アマンダのスタンディング・オベーションなのか。それらもあるけれども、おそらくは、審査員のピアース・モーガンの台詞、『最初あなたがエレイヌ・ペイジみたいになりたいって言った時、みんなが笑った。だけど、もう、だれも、わらわない。』なのだと思い至った。これ、いまだに声が詰まってしまう渡辺茂男さんの絵本『しょうぼうじどうしゃじぷた』と同じなんですよね。『じぷたは サイレンを ならして 飛び出しました。(略)もう だれも わらいません』認められたいのかなあ、今の私。  [♪ 日比谷公園