過去の肩書きとは関係なく

nakatomimoka2009-05-23

かつてほどではなくなったと思うが、社会における判断基準としてはやはり肩書きが便利である。社会に出て年数が経つと、このような役柄をつとめたことがある、という紹介が、もっとも手っ取り早いのだろうし、受け取るほうも、それで判断をする。たとえば、へえ、それはすごいですねえ、と言う。でもどうも、特にお酒を飲んで話をしたりするような場合は、『一緒にいて話をしていて面白い存在かどうか』ということのほうが、ずっと大切なような気がする(どんな場合でもそうかもしれない)。どうしても人間というのは、過去のこだわりで生きているところがあるし、肩書きというのは自慢話と違ってある程度は客観的なものなのではあるけれど、やはり、この人と一緒にいて楽しい/いたい人と飲みたいし、できれば、自分もそうありたいと願うのである。