いっせいに休む習慣

オリバー・バークマンさん。「ハーティグは批判を覚悟で、次のように主張した。人々が本当に必要としているのは、個人のスケジュールの自由度ではなく、逆に『社会によって管理された時間』だ。時間の使い方を外部から決めてもらったほうが、人は安心して生活できる。コミュニティのリズムに合わせた暮らし、昔の安息日のようにいっせいに休む習慣、あるいはフランスのグラン・バカンス(毎年夏になると、数週間ほとんどすべての機能が停止する)のようなものが必要なのだ。労働時間の制限について、法的規制があったほうがいいのかもしれない。日曜日はお店を開けてはいけないとか、あるいは最近ヨーロッパで法制化されたように、業務時間外に仕事メールを送ることを禁止すべきかもしれない」みんなが一緒に休んでいた時代のようにはいかないけれど。