面白いからやるという姿勢で

nakatomimoka2009-10-07

日経新聞から。「張本勲氏は母を“トタン長屋”から解放するため、1本でも多くのヒットを求めた。原動力は、まさに『生活のため』だった。戦後の混乱から高度成長期にかけ、猛練習でわが道を切り開いた。『野球とは生活そのもの』。イチローは『野球は趣味に近いもの』と大先輩にひょうひょうと肩を並べた。『数字を目標にすると、そこに達したあとの気持ちの持ちようが難しくなる。お金を目標にしても同じこと。でも、面白いからやるという姿勢で取り組めば、そこに限界はない』。ハングリー精神を頼りにした張本氏に対し、イチローはドライに自分を見つめる。現実を客観的に分析し、次の行動を的確に決める。地道な繰り返しを支えるのは克服と発見の喜びだ。『面白いからやる』と言い切れる者は強い」数字やお金を目標にでなく、面白いからやる。