給料の額に拘泥するより

nakatomimoka2010-01-31

郡山史郎さん。「盛田さんは『辞めたいという人が出てきたら、その場で有り難うと言って、クビにしてしまえ』と我々に教えていました。『よそからスカウトが来ている。給料を上げてくれたら残る』といった交渉を許さなかった。給料の額に拘泥するよりも『あの人の為に働きたい』『世の中の役に立つ仕事がしたい』というほうが幸せになれる。給料に関心が向くと、不思議とうまく立ちいかなくなる。井深大さんには、『仕事がよくできる人を報いるには、もっと仕事を与えることだ。給料なんてのは、生活できるレベルでいいんだ』と教えられていました。神様が与えてくれた能力はめいっぱい使えばいい。でも、たまたま与えられた能力なのであって、それをあなたが贅沢したりお金を沢山貰ったりするのはおかしい。こんな考えが根底にあった」給料よりも。