あえて二番手を目指せ

nakatomimoka2010-04-05

小野金夫さん。「トップを取ろうとしてはいないか? 戒めるべきは驕りの気持ちである。だから、トップを取るな、二番手でいろ、と言っている。絶頂に立った瞬間に転落が始まるからだ。頂上を目指して困難を克服し、前進しているときはいい。頂上になりトップになった瞬間に、その人間の下り坂が始まる。危険なのは、実は悪いときではない。悪いとき人間は慎重になる。謙虚にもなる。だから周りが見えている。一番危険なときは、頂上に立ったとき、絶頂の瞬間である。そういう時には、不思議と考えること、やることが当たる。どんどん儲かる。だから自分に能力があると思いこむ。自然に自分の中に驕りが出てくる。そこが危険である。だから、トップを取るべからず、と言っている。常に見上げる存在がある二番手を目指すべし」頂上さえ見えぬ今の私。