一つのことに集中しない

nakatomimoka2014-06-19

桜井章一さん。「大切なのは、何かもっともらしいものに『囚われない』ということだと思います。知識や技術、制度や常識、思想や宗教。社会的に用意されたさまざまなものに囚われていると、一番大事にするべき自分の感性が鈍ってしまいます。囚われないということは、違う言い方をすると、『集中しない』ということでもあります。『物事に取り組むときは集中しろ』なんていう”常識”にだまされてはいけません。一般に言う集中している状態というのは、一つのことに囚われている状態です。そういう状態は、もろい分だけ危険です。何をやるにしても、一つのことばかり気にしていてはうまくいかない。世の中は、時々刻々と変化していくものですから、一つのことに囚われた瞬間に、ほかの部分の変化を見逃してしまい、間に合わなくなります」その通り。