仕事によって三つの視点を

nakatomimoka2010-08-24

松尾貴史さん。「仕事によって最適な視点を定めて臨むようにしています。何かというと、芸術家、職人、学生という三つの視点。『こういう仕事がしたかったんだ』というありがたい仕事には、芸術家の視点で臨みます。自分がやりたいことをやらせていただけるわけですから、思いっきり芸術家のように自由にやる。二つ目は、職人です。『お金は一応いただけるようだけど、楽しくはなさそうだし、さして興味があるわけでもない』というもの。職人は、日々愚痴もこぼさず、淡々と自分の仕事をこなすもの。『あまり好きなことでもない』という少々難儀な仕事に対しては、学生の視点で臨みます。この場合、見ているのはその仕事のことというよりも、次の仕事のこと。次の仕事に使える技術を磨こう、ネタを仕込もうと考えるわけです」愚痴はこぼさず。