心を満たす無形の目標

nakatomimoka2010-09-11

原田隆史さん。「目標により得られる利益は、物欲を満たすものだけではいけません。あくまで物心両面にわたるものでなければならないのです。有形の目標である物欲と、無形の目標である人格目標の両方が揃ってはじめて真の〔目標より得られる利益〕となるのです。私が最初に陸上部の指導を始めた時、最初に強く求めたのは物欲でした。しかしそれをやっていたら、生徒達は物を貰わなければ動かないような人間になってしまったのです。周囲からは『あの子ら強いけど、なんかえげつないわ』という噂が出てきたのです。そこで、生徒達に立派な中学生を目指させる『心』の要素を加えたら、これがずばり当たりました。人格目標を持つことで、『心がきれい』になりました。『強いだけじゃなくて、立派な子らや』まわりの人の見る目が変わりました」人格目標を。