慈悲喜捨瞑想の二番目

nakatomimoka2017-07-12

アルボムッレ・スマナサーラさん。「慈悲喜捨の瞑想法の二番目は、自分の親しい人々への瞑想を行います。自分の親しい人といっただけではピンとこないかもしれませんが、もし自分には心から幸せを願ってあげられる人間などひとりもいないという人がいたとしたら、それはもう最悪の人生というべきで、誰でも何人かは真剣にその人の幸せを祈らずにいられない人間が必ず存在するはずです。自分の子ども、自分の両親、夫や妻、あるいは兄弟、さらには親友や人生の恩師などそれぞれが自分のこれまで生きてきたプロセスにおいて、有形無形にお世話になってきたのでしょう。そういう人々を、感謝の心と共に、『この人は幸せでありますように』と念じるのです。普通は、『私の親しい人は幸せでありますように』という文面で念じることにしています」あなたが。