漫才の分析と戦略

nakatomimoka2010-09-15

島田紳助さん。「誰をどういう漫才で笑わすか、しっかりと分析して戦略を練る必要がある。Xは自分。自分に近い芸人を数人探し、徹底的に研究する。近いというのは、笑いの感覚が同じで、真似できそうな人間。落ちのパターンが一緒で、頑張れば真似できそうな人を徹底的に研究するのが大事。一方、Yは笑いというものの時代の流れ。今までの笑いの流れから、今を感じとりながら、これからの笑いの進んでいく方向を予測する。そして、それを常に感じとりながら、自分の立ち位置と笑いを調整し続ける。そのためには、昔から今までの売れてきた漫才を、とにかく聞きまくること。何回も何回も聞いて、笑いという時代の流れを感じとる。XとYがわかって初めて、自分のスタイルをどうするか考える。それが、最初の問いの答え」調整して変化し続けるから。