話をさせるベネフィット

nakatomimoka2011-07-01

鈴木義幸さん。「インプットを相手の中に定着させ、集団内で共有するためには、インプットの後にアウトプットの機会を設けたほうがいいわけです。ところが、リーダーにとって、これを実践することは簡単なようで難しい。なぜなら、たいていの人は無意識に恐れを抱いてしまうからです。アウトプットなんかを促してしまったら、どんな意見が出てくるかわからない、うまく反論に対応することができないかもしれない、せっかくしたインプットが台無しになるかもしれない、と心のどこかで心配してしまうのです。リーダーは、コントロールを失うことを恐れます。それゆえ、『どう思う?』という一言がなかなか出せないのです。その結果、インプットは相手の中に残らず、アイディアとして発展することもなく、みんなの体験として共有もされない」どう思う?