身体を感じることで

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北川貴英さん。「身体を動かす働きには、必ずアウトプットとインプットの二系統があります。アウトプットとは脳から身体へと送られる指令のこと。それに対し、インプットとは身体から脳へと送られる情報を指します。しかし現代人の場合には、脳から身体へ向かうアウトプットに偏りぎみ。インプットといえば目からの情報に限定され、身体からの情報をインプットする働きが極めておろそかになってしまっていると言えます。それが身体の緊張をより自覚しにくくなってしまっている一因となっています。その解決策は、身体を感じること。つまり自分の身体にはどのような緊張が潜んでいるのかを、自覚できるようにしていくのです。身体に意識を向け、よく感じることで、緊張を見つけ出す。そこで助けになるのは、『ゆっくりと動く』ことです」身体からの情報。