生命生存確保の要諦

nakatomimoka2011-08-20

中村天風さん。「人間が人間らしく生きるのにはまず第一に『生命の生存』を確保する『生き方』を考えなければならない。その次に、『生命の生活』という『活かし方』を考える。生命が生存しているから、日にちの生活ができる。どうすれば生命の生存の確保ができるかというと、心と体がうって一丸とされたものが生命である以上、心と体の両方を、自然法則に絶対にそむかせないようにする。そのためには一体どうすればいいかというと、第一に『心』の態度を終始一貫いかなる場合があろうとも積極的であらしめることです。積極的であらしめるということは、尊く、強く、正しく、清く生きることであります。それから『体』のほうは、常に訓練的に積極化するということを心がけなければいけません。つまり、秩序をおってだんだん慣れさせる」尊く、生きる。