いっしょに食事をすること

nakatomimoka2012-08-12

曽野綾子さん。「聖書にも、『働きたくないものは、食べてはならない』とある。『働かない者は食べてはいけない』ではないのだ。職がなかったり、病気だったりして働けない人に食べる資格はない、と言っているのではない。最初から怠け者で、働く意欲のない者には、保護の必要はないということだ。私は日々の務めの中でもっとも大切なのは、女性でも男性でも、日々家族の食べるものを調理し、いっしょに食事をすることだろうと思っている。その時、人間理解、苦悩を分かち合う心、相手に対する感謝、察する能力などが、お互いの間で育てられる。今のように家族がただ空腹を満たすために、勝手な時間に、調理済みの食料を紙のお皿のまま一人で食べるなどということは、もっとも日々の務めに反することだろう」一緒に食事をとる貴重な時間を大切に。