初体験の減少と睡眠時間

nakatomimoka2012-08-11

菅原洋平さん。「年齢と共に睡眠時間が短くなっていく、もう一つの理由は、睡眠中に行われる脳の活動によるものです。睡眠には、記憶を整理するという重要な働きがあります。昼間に体験したことを、脳内でリプレーして、必要な神経との経路を繋ぎ、不必要な神経を消去します。こうすることで、脳内のエネルギー効率が向上し、空き容量も増えて新しい細胞が生まれ易くなります。若い時ほど、初めて経験することが多いものです。初体験が多いということは、睡眠中の記憶の整理作業も多いということで、それだけたくさんの時間を必要とします。しかし、私たちは、年齢を重ねて経験を積んできますと、要領が良くなってきます。新しいことを体験したとしても、過去の経験の組合せで対応できるので、脳にとっては、新しい体験にはなりません」だから短く。