時計と競争する

nakatomimoka2013-01-29

大場松魚さん。「私は時計と競争する。だから夜も昼もあったもんじゃない。例えば一つの品物を作るのに、この一面はさっき一分で塗れた。じゃあ次は五五秒で塗る。それも同じようにきれいにきちんと仕上げる。だからトイレに立てば立った分だけ、時計は先に進んで仕事は何もできない。時計と競争して負かすことはなかなかできませんけどね。時々は勝つようなことがありますよ。人間は「頭」があるからです。時計のリズムは一定だが、人間はこの仕事をこの時間までに仕上げるんだと腹を決めれば、グッと時間を短縮することができる。だから仕事を速くしようと思えば目標時間を決め、それに対して集中攻撃を掛けることです。そうすればいくらかでも速くなるんです。そうやって時計に逆ねじを食らわせるような意気込みで仕事に向かうことが大切です」なるほど。