報酬は遠すぎては駄目

nakatomimoka2014-01-13

中野信子さん。「女性は誘惑ではなく不安に負けて、重要な仕事を後回しにする傾向がある。女性は男性より、心を平穏にするセロトニンの量が少なく、損害回避傾向が高めです。損害回避傾向が悪い方向に働くと『もし失敗したらどうしよう』といった不安から逃れるために別のことを始めたりします。その時は自分を納得させるため、何か意味ありげなタスクにとりかかることが多い。この仕事をコツコツ頑張れば、一年後にこういう成果が出て年収もあがるはず、という報酬は、頭でいくらそれが大事なことだと理解していても、動機付けとして弱い。極端にいうと、人間の脳は明日の二万円より今日の一万円を求めるようにできています。報酬は、遠すぎてはダメ。途中で細かくゴールを設定して、その都度、自分に何か楽しみを与えてあげたほうがいい」ニンジン教。