もういいかげん、自分が特別な存在なのではないことに気付け、というようなことが書いてある。平凡な自分を受け入れましょう、と。たしかに、才能が突出して世に知られるような存在になっているわけではなく、驚くような業績なりを上げているわけでもない。年相応だとかいう話もあるのかもしれない。でも、考えてたどりついたのだが、やはり、そういう考え方では面白くない。何ていうか、放物線を描いて、ピークがあって下降していくのではなくて、線は常に上をむいてあがっていくほうがいい。でこぼこはあるにせよ、理想に向けて成長しつづけるほうがいい。そのためには、標準におさまってしまうのではなく、居ついてしまうのでもなく、平凡に陥ってしまうのでもなく、自分なりにあがいて、常に突き抜けようとして生きていきたい、ということを思った。
