承認欲求の危うさ

nakatomimoka2014-09-21

古賀史健さん。「承認欲求の危うさは、ここにあります。どうして人は他者からの承認を求めるのか? 多くの場合それは、賞罰教育の影響なのです。適切な行動をとったら、ほめてもらえる。不適切な行動をとったら、罰せられる。アドラーは、こうした賞罰による教育を厳しく批判しました。賞罰教育の先に生まれるのは、『ほめてくれる人がいなければ、適切な行動をしない』『罰する人がいなければ、不適切な行動もとる』という、誤ったライフスタイルです。我々は、『他者の期待を満たすために生きているのではない』のです。他者の期待など、満たす必要はないのです。我々は、究極的には『わたし』のことを考えて生きている。他者からの承認を求め、他者からの評価ばかりを気にしていると、最終的には他者の人生を生きることになります」ほめない。罰しない。