高島宏平さん。「それでも、『いつもみんな絶好調！』という状態は意外とそれほど多くありません。宿題や小さな成功体験だけでは効果が出ない時もあるのです。人にはどうやら、モチベーションとは別にバイオリズムがあるようです。やる気が意欲がある人でも、時に弱気になることもあれば、調子が悪いこともあります。ところがチームであれば、全員のテンションが同時に落ちることはありません。バイオリズムは人によって違うもののようです。不思議なもので、チームが何かにチャレンジしているとき、１人でもテンションが上がっている人がいれば、全員が上に引っ張られます。誰かが、『絶対に勝てる！』と言い続けると、負けている試合でも逆転できてしまう、そんな効果があるのです」メンバーのバイオリズムの波を日頃から観察して掴めるかどうか。
