順風と逆風

nakatomimoka2015-11-28

桜井章一さん。「ここに順風のカードが10枚、逆風のカードが10枚あるとする。仮にこの中から10枚のカードを選んで人生という双六の駒を進めていくとしよう。そのとき、あなたはどういう組合せでカードを選ぶだろうか。おそらく一番多いのは、10枚すべてが順風のカードというケースだろう。あるいは『すべての持ち札が順風だと面白くない。1,2枚はスパイスとして逆風のカードを交ぜよう』と考える人もわずかながらいるかもしれない。私ならこのとき順風のカードを2、3枚、逆風のカードを7,8枚選ぶと思う。なぜなら『逆風のほうが自分の可能性を大きく広げるきっかけを間違いなく与えてくれるし、実際逆風のほうが順風より遠いところに自分を飛ばしてくれる』と思っているからだ。そのことを如実に教えてくれるのは、スキーのジャンプ競技だ」風よ。